RSCI in New Orleans

今年も4月30日、5月1日とNew OrleansでのRSCI(Roth Study Club International)に参加しました。参加するためには症例展示を行うことが条件ですが、今年は口演発表もさせて頂くこととなりました。発表した症例は『成長期の顎関節症を伴う上顎前突症で、二度の外科手術を行った症例』、自分自身精一杯ベストを尽くして治療したケースでした。どのようにプレゼンするか直前までなかなかまとまらず悩みましたが、最終的に自分が考えていることを素直に上手くまとめることができたように思います。
発表したあとに、尊敬する池田和己先生、酒井 優先生から『いい症例ができたね』と大変有り難い言葉を頂きました。本当に嬉しかったです。治療を頑張ってついてきてくれた患者さんに少しお返しができたかな、、、と思いました。

発表はもちろん日本語で。同時通訳の岩上さん、川口さん有り難うございました。

池田先生、Wasserman先生ほか沢山の素晴らしい先生方に聴いて頂きました。

スタディクラブの先生方は本当に皆熱心です。症例展示のファイルやポスターを見て、矯正を真剣に学んでいます。

憧れだったロスのスタディクラブに入会できてはや三年。顎位を安定させて診断し、顎関節と咬合の調和をはかるよう矯正治療を行うことは日々の診療がハードワークとなり、くたばりそうになったことがしばしばありました。でも、池田先生の矯正治療後10年、20年以上たっても安定している素晴らしい症例を沢山見せて頂き感動し、メンバーの先生方が矯正臨床を楽しんで取り組んでおられる姿に憧れ、私もそうなりたいと思ってひたすら頑張ってきました。
私のことを信じてついてきて下さる患者さんの期待にこたえられるように、一緒に頑張ってくれるスタッフを大事に、私の目指す矯正臨床を築いていけるよう研鑽し続けていきたいと思います。

お疲れさまでした ♥

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