ロスフィロソフィー・ベーシックコースを終了して


 12月3、4日にRoth Philosophy basic course(於:東京)のsession 3を受講しました。日々の臨床をさらに発展させるためには、このフィロソフィーを日常臨床で応用することが大切であるとあらためて感じています。

 歯科治療において顎位や顎関節の問題はとても重要であり、顎偏位や不安定な顎位、口腔周囲筋の緊張、顎関節症やその既往を有する患者さんは多いのが実際の現状です。講習会の中で池田先生がご指摘下さったように、全く新しいことを始める際に労力を要することは必須となりますが、まずは視点を変えたいと思います。スプリント治療によって、不正咬合が顎口腔機能にどれだけの影響を与えているのかを、実際に解ることができるんですから。

 来年2月からはロスフィロソフィー2年間コースが始まります。1セッション5日間、7セッションから成るコースですが、実り多いものになることを期待して、頑張って修得したいと思います。


講師の池田和己先生、伊佐世先生と。